近年、結婚式自体の意味合いが少しずつ変わってきているように感じます。
挙式本来の意味合いは契りを交わし、神前式にしてもチャペル式にしても夫婦共に歩んで参りますと神様に誓う場なのです。
近年では大切な方々ににこれからの幸せを誓う場として人前式を選ぶ方がたいへん多く、夫婦となる慶びを今まで出会った人々に感謝し、誓う場としてのニーズが高まっているようです。
家族や友人、お世話になった方や仲間を大切にしたい、幸せを共有したいと考える人が増えているのが結婚式のスタイルからも伝わります。
気候も安定して、結婚式を挙げるのに一番人気のこれからの季節。
友人の結婚ラッシュでゲストも毎週のように参列、なんてお話はとくに30歳前後の方からはよく聞くお話しです。
そうなると正直またこれか、とゲストの方も同じような演出は見慣れてきてしまいます。
初めて挙げる結婚式なのにマンネリしちゃいけないって…(^^;)
なんだかよく分かりませんね。
でもせっかく来て頂くからにはやっぱり楽しんで欲しいですよね!
そこで大事になってくるのがゲストの事を考えた二人らしさ、をキーワードにした演出。
招待状を送るところから始まり、衣装やウェルカムボード、食事に余興。
引出物を贈り分けしたり、お見送りで手渡しするプチギフトにまでこだわって作り上げればきっと今日のお式はステキだったね!って思ってもらえるはず。
二人だけよりみんなと一緒に幸せに、それってとっても素敵な考え方ですよね。
形にこだわるよりも気持ちをどう伝えるか。
最近よく聞くのが入籍してすぐには挙式を挙げられない場合でも5年、10年などの節目のタイミングで挙式を挙げて、ゲストにこれまで支えていただいた事への感謝と、今までと変わらぬ愛を誓う場として挙式を挙げられるケース。お子様にリングボーイやフラワーガールをしてもらって一緒に参加出来る慶びもあります。
挙式は親族だけで、レストランなどを借りて親しい友人と会費制でお披露目会だけを行う方もいらっしゃいます。
地元の伝統に沿った100~200人規模の挙式もきっと胸が躍ります。ハウスウェディングや二人の思い出の場所でと、山頂や田んぼで挙式をする事も。想いを伝える結婚式には様々な形があっていいと思います、一番大切なのはきっと参列してくれるゲストや家族への愛ですから。